カイシトモヤ『たのしごとデザイン論』を読んだ

たのしごとデザイン論

たのしごとデザイン論

たまには柔らかめの本を読もうと思って手に取った本です。大雑把に言うとデザイナーの振る舞いについてのヒントが書いてあります。仕事の考え方や関係者とのコミュニケーションの仕方、それからキャリアについて、ひと通り網羅されていました。これからデザイナーとしてやっていくぞという方にちょうど良いかもしれないですね。

著者のカイシトモヤ氏は自身のデザイン事務所を持ちながら美術大学で学生にデザインを教える立場にあるお方。

個人的には、数年実務に携わって、自分のデザイナーとしてのキャリアについて考えたいお年頃なので、5章「あなたのこれからを創る、たのしごと。」が良かったです。サラッと終わってしまったのが残念ではあるのですが、こういう視点もあるのだなと学んだ箇所もいくつかありました。デザイナーのキャリアみたいなトピックで1冊読みたいなあ。

ひとつだけ取り上げるなら、基礎研究と応用研究の話に触れておきたいところです。基礎研究と応用研究はデザインに取り組むときの態度です。

グラフィックデザインの展覧会でよく目にするなんとか賞で受賞した作品というものは、実験的なものも多く見ていて勉強になるのだけど、どのくらいこれでビジネスに貢献できるのだろうかと思うことがしばしばあったのですね。ここを目指さないといけないのかなと悩んでいたこともあったのですが、この基礎研究の考え方を取り入れたらすっきりしました。こういうのもあるよなというところから一歩解像度が高まった感覚です。

僕の解釈では、基礎研究は新しい表現を探す行為に近くて実利とかは気にしないもので、応用研究は基礎研究をベースに商業デザインの領域で取り入れることができるように再構築されたもの。賞は基礎研究の発表の場になることが多いので、「そこでは新しい表現の研究成果も評価される」という視点を取り入れてみると、組織や数字の話は抜きにして、それが評価される場があること自体は良いことだなと改めて思ったのです。こんど展覧会に行ったときに、すこし意識的に視るモードを切り替えてみようと思いました。

そのほか、5章の中には、やりたいからやるべきへ、スペシャリストかジェネラリストか、といった話が綴られています。言葉にしにくい考え方や概念もほどよく言語化されていてわかりやすい本でした。

冬越し

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デンドロビウムとガジュマル、それから若い万両を室内に取り込んでひと月が経った。水やりも二週間に一度くらいで元気に育っています。今年の冬はかすみ草のドライフラワーと一緒に冬越し。

京都府立植物園 2016

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Voigtlander Bessa R4M + NOKTON Classic 35mm F1.4 SC FUJIFILM SUPERIA X-TRA 400

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温室に入るのは久しぶり。目に飛び込んでくる緑が眩しい。

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温室の設備を見てみたりもする。機械操作で窓を開け閉めするのだろう。こういうギャップも良い。

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この日はポインセチア展が開催されていた。温室の入り口から何十鉢ものポインセチアが並べられていた。そういえば名前は聞くけどまじまじと見たことはなかったなと思った。美しかった。

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道は蛇行していて、先ほど通った道は見えないし、ポインセチアもない。植生が緩やかに変化していた。

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銀色のパイプ、格子状のガラス天井、換気扇。乾燥地帯の一角に大きなサボテンがあった。

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水が落ちる音が向こうから聞こえる。

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天井を支える太い構造に花が咲いているのを見つけた。

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Chromecast Audio

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先日Chromecast Audioを購入したので、音楽環境にすこし変化が出ました。もっぱらSpotifyのプレイリストをGenres & Moodsから選んで聴いています。

手元のスマートフォンからSpotifyのアプリを立ち上げて選ぶとChromecast Audioが音楽を再生してくれる。言葉にすると単純ですが、自分にとっては大きな変化でした。なぜなら、これまでは据え置きのiMacがプレイヤーとなっていたからで、たとえ作業予定がなくても、音楽を聴くためにはMacを起動しておかなければならなかったし、Macと音響設備を物理的に繋いでおく必要もありました。これからは部屋のレイアウトにも自由がきくようになります。Spotify Connectによって、PCでもスマートフォンでも選曲ができるのも良い感じ。

ひとつ気になるとすれば、Chromecastでの再生をMacのSpotifyから開始できないということ。PC作業をしているときは入力を切り替えるか、スマートフォンから再生を開始するかのどちらかです。いちど再生してしまえばMacから選曲が可能なのでそこまでストレスにはなっていません。

Google Play Musicは手元の音源をアップロードできるというので試してみました。我が家の環境ではMacのブラウザで再生したものをUSB経由で聞くとあまり綺麗には聞こえなかったのですが、Chromecastから再生した場合はそれなりに聞けました。iTunesからの再生と比べても著しい欠損もないように感じられるので、手元の音楽を聞きたいときには重宝しそうです。アップロードには辛抱が必要ですね。

次に試してみたいと思っているのはGoogle Homeを別室に設置すること。Google HomeとChromecast Audioの組み合わせでもオーディオグループがつくれるので、部屋を移動しても地続きで音楽が聞ける環境をつくることができるとのことです。お風呂場とかに置くと良いかもしれません。

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我が家の梅も花芽がはっきりして蕾と呼べるまでになってきました。この梅もまだ切ったばかり。出始めの葉芽と花芽を区別する眼を持っていないので、12月のはっきりしてきた頃に剪定をするというスケジュール感。愛読している安藤吉蔵氏の『庭師の知恵袋』という本にも「正月になってからでも遅くない」と書いてあって、これをいつも思い出して作業に取り掛かっています。