五藤佑典『Atomic Design ~堅牢で使いやすいUIを効率良く設計する 』を読んだ

Atomic Design ~堅牢で使いやすいUIを効率良く設計する

Atomic Design ~堅牢で使いやすいUIを効率良く設計する

Atomic Designの考え方、具体的な手順、Reactを使った実装といった内容が書かれている本。Reactのコードをベースに話が進んでいくし、テストの話にも多くのページが割かれているので、エンジニア向けの本だとは思う。コードが分からないとデザイナーによってはモヤモヤするかもしれない。堅牢性や効率性という観点でエンジニアの考え方を知ることは、仕事をうまく進めるのに役に立つ。いちど手にとってみても悪くはないと思う。

個人的にはReactに触るのが初めてなので、ReactによるAtomic Designの実践の様子が見れたのがまず良かった。それから、レイアウトパターンもコンポーネント化しましょう、という視点が面白かった。後者については、正直そこまでやるのかという感想ではあるのだけど、うまく取り入れられる場面も確かにありそうだなと思うところもあり、いちど試してみたいと思った。

Atomic Design自体については大きなコンセプトは同意なのだが、エンジニアリングに引きづられて過度な共通化をした結果、CSSの複雑性を生んでしまうことはないかが少し気になっている。Molecules層やOrganisms層が綺麗に作れると良いのだろうか。CSSを書く場所を失敗しなければ大丈夫なのでは?など、実践しながら考えたいと思う。